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日本食育学会誌に論文が掲載されました

  タイトル:食品添加物に対する認識改善教材の開発と効果の検討 著者名:田村昌彦・稲津康弘・野中朋美・江渡浩一郎・堀口逸子・松原和也・上田彩子・和田 有史 掲載誌:日本食育学会誌 巻号頁:第19巻第3号119-129(令和7年7月25日発行) *本研究は内閣府食品安全委員会の委託研究として実施しました 開発・検証された教材「Triad」 https://www.cogdesignlab.jp/p/triad.html?m=1 抄録 〔目的〕食品添加物に関する適切な認識を向上させるための教材を開発した。また、開発した教材を実際に中学生、および、高校生に実施し、その効果を検証した。 〔方法〕教材の開発は二重課程理論に基づき、熟考を促すように設計した。その後、開発教材について、2種類の教材提示方法を用いて教材の効果の検証を行った。1種類はカードゲーム形式であり、もう1種類は解説文の提示であった。いずれも、教材提示の前後に評価用テストを行い、事後の評価用テストの成績が向上するかどうかを確認した。これらを中学生、および、高校生に実施した。 〔結果〕評価用テストの分析の結果、中学生、高校生ともにいずれの提示方法においても事後の評価用テストで正答率の向上が認められた。 〔結論〕食品添加物に関する適切な認識を向上させるためにも、中学生以上では当該領域を熟考する機会を与えることで、適切な判断を向上させることができると考えられる。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/shokuiku/19/3/19_119/_article/-char/ja

日本食品化学学会第31回学術大会でトークします

 学会大会名: 日本食品化学学会 第31回総会・学術大会 学会 日程:2025年6月5日(木)-6日(金) 場   所:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス 学 会 長:井之上浩一(立命館大学薬学部・スポーツ健康科学総合研究所 教授) 招待講演 2025年6月5日 (木) ≪ BKCプリズムホール/エポック立命21 ≫ 2025年6月6日 (金) ≪ BKCプリズムホール/エポック立命21 ≫ 14:50-15:30 招待講演① 消費者庁 食品衛生基準審査課 課長 紀平哲也先生       「食品安全行政の現状と課題」 14:30-16:00 招待講演② 立命館大学 副学長 教授 伊坂忠夫先生        「身体圏研究を通じたWell-Beingの実現         -立命館大学スポーツ健康科学総合研究所の創設と今後の発展から-」        招待講演③  立命館大学 食マネジメント学部 教授 和田有史先生        「食の認知科学と化学の接点」 *化学感覚を含めた多感覚知覚、食に係る化学物質についての消費者のリスク認知特性について        招待講演④ 立命館大学 スポーツ健康科学部 教授 家光素行先生        「健康づくりのための運動と食品成分の活用」

日本食育学会誌に論文が受理されました

タイトル:食品添加物に対する認識改善教材の開発と効果の検討 著者名:田村昌彦・稲津康弘・野中朋美・江渡浩一郎・堀口逸子・松原和也・上田彩子・和田 有史 掲載誌:日本食育学会誌 掲載予定号:第19巻第3号(令和7年7月25日発行予定) *本研究は内閣府食品安全委員会の委託研究として実施しました 開発・検証された教材「Triad」 https://www.cogdesignlab.jp/p/triad.html?m=1

内閣府食品安全委員会 元委員の堀口先生をお招きしリスクコミュニケーション講座を行いました

 講師:堀口逸子 https://dot.asahi.com/articles/-/196147?page=1 https://dot.asahi.com/articles/-/196149 最強の食事戦略 研究者と管理栄養士が考えた最終解答 トークタイトル:わかりやすく伝えるとは? 日時場所:2024年5月8日 @立命館大学BKC

和田・筒井研合同ゼミにおいて元農水省畜産部長原田英男先生の講義をいただきました

講演タイトル:BSE顛末記 講演者:原田英男先生(畜産環境整備機構副理事長、元農林水産省畜産部長) 日時:2023年12月13日(和田研・筒井研合同ゼミ)

消費者行動研究に論文が掲載されました

 著者:田村 昌彦, 稲津 康弘, 野中 朋美, 江渡 浩一郎, 堀口 逸子, 天野 祥吾, 松原 和也, 和田 有史 論文タイトル: 世代や思考様式が食品および添加物の知識獲得に与える影響の検討 雑誌名:消費者行動研究 巻号頁:28(1-2), 1-26 出版年:2022年 要旨:本研究では食に関する知識を測定する尺度を作成し、世代と思考様式が食に関する知識の獲得に与える影響を測定した。調査1では一般消費者を対象に調査を行い、4種類の尺度(食品・安全性、食品・一般、添加物・安全性、添加物・一般)を項目反応理論にのっとり、作成した。同時にCRT(Cognitive Reflection Test: Frederick 2005)を用い、調査対象者の二重過程理論にのっとる思考様式を測定した。その結果、直感的な思考様式の人より、熟考型の思考様式の人の方が、作成した4種類の尺度のスコアが高くなることが示された。調査2では、作成した尺度を中学生、および、高校生に実施し、一般消費者とのスコアを比較した。その結果、中学生や高校生は一般消費者よりもこれらの知識が少ないことが示されたが、知識によってその傾向は異なった。このことから、一般消費者における食に関する知識の獲得は、尺度が示す種類によって時期的に異なり、添加物・安全性に関する知識の獲得が最も遅いことが示唆された。 DOI: https://doi.org/10.11194/acs.202203.003

日本応用心理学会第88回大会で特別セミナーを行います

学会大会名: 日本応用心理学会第88回大会 大会日程:2022年9月17日~18日 会場:京都工芸繊維大学(松ヶ崎キャンパス) タイトル:心理学の「食」への展開と応用 会場: 60 周年記念館 1F 記念ホール セミナー日時:2022年9月18日14:50~15:50 司会者:西崎友規子(京都工芸繊維大学) 話題提供者:和田有史(立命館大学)

消費者行動研究に出版される論文が早期公開されました

[受理日時] 2021-03-25 [雑誌名]  消費者行動研究 [タイトル] 世代や思考様式が食品および添加物の知識獲得に与える影響の検討 [著  者] 田村昌彦・稲津康弘・野中朋美・江渡浩一郎・堀口逸子・天野祥吾・松原和也・和田有史 [公開URL] https://www.jstage.jst.go.jp/article/acs/advpub/0/advpub_202203.003/_article/-char/ja/ 本研究は 内閣府食品安全委員会 の委託プロジェクト「平成31~令和2年度及び令和3年度食品健康影響評価技術研究:認知心理学を応用した中学生・高校生を対象とした食品安全に関わる理解促進プログラム(教材)の開発」(研究代表者:和田有史)の一部として行いました。

「食」により「人と社会と地球」の健康を創造するためのバイオ技術研究会の動画が公開されました

 「食」により「人と社会と地球」の健康を創造するためのバイオ技術研究会(仮称)設立準備勉強会 第5回「食文化・心理・倫理」からフードテックを考える(2022年6月17日開催) •       石川 伸一氏「 フードテックと食文化〜食の進化論〜 」 •       和田 有史氏「 フードテックにつながる認知デザイン 」 •       太田 和彦氏「 フードテックと食農倫理学 」  •      「 総合討論 」 https://www.jba.or.jp/jba/seminar/se_02/5_9.php

消費者行動研究に論文が採択されました

[受理日時] 2021-03-25 [雑誌名]  消費者行動研究 [タイトル] 世代や思考様式が食品および添加物の知識獲得に与える影響の検討 [著  者] 田村昌彦・稲津康弘・野中朋美・江渡浩一郎・堀口逸子・天野祥吾・松原和也・和田有史 本研究は 内閣府食品安全委員会 の委託プロジェクト「平成31~令和2年度及び令和3年度食品健康影響評価技術研究:認知心理学を応用した中学生・高校生を対象とした食品安全に関わる理解促進プログラム(教材)の開発」(研究代表者:和田有史)の一部として行いました。

食品安全教材Triadのページを公開しました。

  「Triad トライアード(仮)」は中学生・高校生を対象とした食品安全と科学リテラシーを学ぶカードゲーム教材です。  有用な食品技術へのリスク認知における消費者⁻専門家間のギャップには人間の認知メカニズムが関与しています。わたしたちは添加物を中心に食品関連技術への消費者⁻専門家間のリスク認知のギャップの原因を認知メカニズムに由来する「認知バイアス」とバランスのよい情報収集と情報への態度である「情報リテラシー」と仮定しました。消費者が抱きやすい一般通念となった漠然とした食品技術の危険性などの科学的に適切ではない認識を乗り越えるために、認知バイアスの低減や情報リテラシーの向上を目指して開発した教材です。 Triadのページは こちら 。